少し前に【のだめカンタービレ】のドラマが再放送されていました。
久しぶりに見てみて改めておもしろいドラマだと思いました。
この【のだめカンタービレ】は当時はいつやってたんだろう?と思ってちょっと調べてみたら、2006年のドラマで既に14年もたってることに驚きました。
そして地上波での再放送が今回で7回目だとか。
リアルタイムでやっていた当時も見ていたけれど、まったく色褪せてませんでした。私がこのドラマを見て良かったおすすめポイントを書きました。
主人公の野田恵を演じた上野樹里さんと千秋真一を演じた玉木宏さんの他にも、永山瑛太さん、水川あさみさん、小出恵介さん、サエコさん、向井理さん、 福士誠治さん、竹中直人さんと出演されてる方がとても豪華だな…と思いました。
普段クラシック音楽を聴く機会がないけれど、ドラマのなかでオーケストラやピアノの演奏を聴ける場面があって、改めてクラシックの良さを感じました。
時々ジャズは聴くことがあるけれど、たまにはクラシックを聴くのもいいなあ…と。その音楽にストーリーも加わるので、千秋が初めて指揮をしたSオケのオーケストラの演奏の途中で、演奏者がパフォーマンスをするシーンはちょっと感動しました。
全体的にコメディの要素もあり、音楽を通してそれぞれが成長していくストーリーで複雑ではないので、何も考えずに見られて楽しめます。
千秋役の玉木宏さんはかっこよくて、のだめ役の上野樹里さんは可愛くてほんとにぴったりの配役だと思いました。特にピアノを演奏しているシーンやコメディのシーンは上手く演じられていると思いました。
ドラマのなかでプライドの高い千秋が、のだめや仲間との出会いによって少しづつ変わっていきます。のだめも千秋との出会いによって、音楽に真剣に向き合うようになります。
前半はずっとのだめが千秋に対して一方的な片思いだったのが、のだめが音楽に真剣に向き合うようになるあたりから、千秋も徐々にのだめに対して気持ちの変化が出てきたのがうまく描かれていると思いました。
特に最終回で千秋がのだめの地元まで行き、川沿いでのだめを後ろから抱きしめるところは、ようやく千秋がのだめに対して気持ちを素直に表したシーンで、このドラマでもとても重要なシーンだと思いました。
千秋がこの指揮の演奏を最後に留学するとあって、指揮をしながら涙を堪えている千秋と、永山瑛太さんが演じる峰がバイオリンを弾きながら涙を堪えていて交互に映るシーンは、これがみんなで一緒に出来る最後の演奏なんだ…という感じが出ていてジーンとくるものがありました。
最近ヤフーニュースで2000年代で最も人気の月9ドラマで【のだめカンタービレ】が圧倒的に1位だったドラマと書いてあるのを見て納得しました。
このドラマを見てクラシック音楽や楽器の演奏に興味を持つきっかけになった方もいると思います。
笑いあり感動ありで純粋に楽しめる芸術の秋におすすめのドラマです。
- 2008年1月:ドラマ『のだめカンタービレ 新春スペシャル in ヨーロッパ』放送
- 2009年~2010年:映画『のだめカンタービレ 最終楽章』二部作公開