かなり前に購入した本で【生命の贈り物】という本があります。
読むと気持ちがすっきりしたり落ち着いたりする不思議な本です。
- 題名:生命(いのち)の贈り物 増補改訂版
- 著者:ハワード・ウィルズ
- 訳者:大内博
この【生命の贈り物】は声に出して読む祈りの本で、前半はその祈りが書かれていて、後半は実際に祈りを実践した人の体験談が書かれています。
本では1日に1回か2回唱えることをすすめています。
もっと深刻な状況の場合はそれ以上の回数を唱えるといいそうです。
そしてこの祈りを30日間、または60日間継続すると一定の波動が確立されて、カルマを解消して重荷をなくし心を癒してくれます。
このような祈りの本はスピリチュアルよりなので、ちょっと抵抗を感じる方もいるかもしれません。
でもこの【生命の贈り物】はただ毎日この本に書かれている祈りを声に出して読むだけです。
この【生命の祈り】を読むとしたら1回読むのに約30分かかるので、私の場合始める時は「よし読もう。」という感じで、慣れるまで少し気合が必要になります。
かなり前に購入していて、この祈りを毎日1回は続けるといいことはわかっていても、1回読むのに約30分かかるのでなかなか続けることが出来ずにいました。
でもしばらく間があいてもまた心がもやもやすると、ふとこの祈りの本を読みたくなります。
それは読み終わると微妙な感覚だけど、何かしらプラスの気持ちの変化を感じられるからなのかもしれません。
読む前より少し心のもやもやがすっきりしたり、気持ちが落ち着くとか…。
実際に声に出して読んでみると、この祈りを読んでいる最中に何かみぞおちのあたりに違和感を感じることがよくあり、読み終わると少し気分がすっきりします。
この感覚をまた体験したくて次の日も読むことを続けて、しばらくたつと続かない…の繰り返しでした。
でも読むたびに何かしら少しでも心の変化を感じられるということは、この祈りを毎日1回でも継続することが出来たら、今よりも少しずつ心が軽くなってくるのかな…と思いました。
この【生命の贈り物】は全体的に【ゆるすこと】がメインの祈りだと読んでいて思います。そのぐらい祈りの言葉の中に「ゆるします」や「ゆるして下さい」と言う言葉が多く出てきます。
この本を翻訳した大内博さんの体験談ではこのように書かれています。
私も無邪気に祈らせていただきました。1日に3回、声を出して、1ヶ月の間、この祈りを読ませていただきました。その結果、ゆるせないと思っていた状況や人をじつに軽やかな気持ちで見ている自分に気がついたのです。自分という存在が実に軽やかになってしまったと感じました。人を裁くことをやめた結果、自分が裁かれるということへの怖れもまったくなくなってしまったかのようでした。
引用:生命の贈り物 ハワード・ウィルズ 著 大内博 訳
それを読んでちょっと気づいたことが…。
私は何かと自分を責める傾向があって、いくらそれは良くないことだからやめた方がいいと頭ではわかっていても、もう無意識のレベルで自分を責めてしまっていると感じることがありました。
でもそれはけっきょく自分を許せないから、その延長線上で自分を責めてしまってるのかなと…。
自分を許せるようになったら責めることもなくなり、自分を責めることにエネルギーを使わない分、心が楽になるように思います。
アマゾンで【生命の贈り物】の本のレビューを見ると、この本がどんな本で祈りを読み続けることでどんな効果や変化があるのかがわかり、とても参考になります。
時々レビューを見るのは続けていくうえでとても励みになります。
いろんな方の体験談を読むと、やっぱり何事も継続なのかな…と思いました。
何か心がもやもやする時は、この【生命の贈り物】の祈りを読んでみて下さい。
人それぞれ感じ方は違うかもしれないけれど、何かしら心の変化を感じることが出来ると思います。