海外の旅先で怖い思いをした5つの出来事

南インド

私が今まで海外の1人旅をしてきたなかで、これはちょっと怖かったな…と思う出来事を書きました。

①夜よくわからない場所に降ろされて

これは初めてインドとパキスタンに行った時の出来事で、後にも先にもこれが1番怖かった出来事でした。(このブログにリンクを貼ってあるインドの旅にも書いています。)

その日午前中にパキスタンのラホールからギルギット方面に向かうバスに乘って、予定では明るい時間に目的地に着く予定でした。でも実際はなかなか目的地に着かず、既に真っ暗になってからよくわからない場所に強制的に降ろされてしまいました。

日本に例えると高速道路の途中のような場所で、周りには宿らしき建物は何もなくてかなり焦りました。

まったく動けない状況でかと言って、その場にずっといる訳にもいかないのでどうしようかと困っていたら、同じように降ろされた他のパキスタン人の男性が、ちょっと先にバスターミナルがあることを教えてくれて一緒にそこに行くことになりました。

タクシーに運転手の男性とお客さんの男性3人のパキスタン人男性4人と私を含む5人でその目的地に向かいました。真っ暗な道を走るなかで、この状況は何が起きてもおかしくないとほんとに生きた心地がしませんでした。

その時は恐怖で車内のなかで無事に目的地に早く着くように祈ることしかできませんでした…。結果的に無事にバスターミナルに着いて、おまけに優しい人達でタクシーの運賃まで支払ってくれました。

でもこれはいい人達だから良かっただけで、一歩間違えてたらどうなっていたかわかりません。旅の基本でもある現地に明るい時間に着くことの大切さを身をもって実感した怖い出来事でした。

②夜のダラムシャーラーでバスが来なくて

インドのダラムシャーラーからリシュケーシュに向かう夜行バスに乗る予定で、夜そのバスターミナルに行くまでのバスを待っていました。

でも予定の時間を過ぎても一向に来る気配がなく、このまま待っていてバスが来なかったら、今まで泊まっていた宿にもう1泊させてもらった方がいいのかどうか判断に迷っていました。

待っていても時間ばかりが過ぎていくので、近くにいた公共の運転手らしき人にジープで夜行バスが走っているバスターミナルまで乗せて行ってもらうことにしました。

私は海外の旅先ではタクシーのような密室になる乗り物は極力避けるようにしていて、なるべく公共のバスや列車を利用するようにしていました。さらに夜遅くに利用するので、ちょっとこの状況も何かあったら怖いな…と不安に思いながら乗りました。

何事もなく無事にバスターミナルに着いて良かったけれど、来るはずのバスが来ないなど予定外のトラブルの時に、すべて自分で対処しなければいけないことを実感しました。

ワーラーナシーで2人の男性がしつこくついてきて

昼間インドのワーラーナシー(バナーラス)の街をぶらぶら歩いていたら、2人組の男性が近寄ってきました。

ワーラーナシーのような観光地では宿の勧誘などで外国人旅行者に近づいて来ることがあるので、最初はその類だと思い少し反応してその後は無視していました。

でも一向に離れなくてずっとついて来るので、だんだんそのしつこさに少し怖くなってきました。ただ早歩きで避けててもらちがあかないと思い、さすがにここまではついてこないだろうと、建物の少し奥まった所にあった両替所に避難しました。

両替所でしばらく様子を見ていても、向こうもしばらくこっちを見ていてさらに怖くなり…。2人組の男性がいなくなるまでしばらく両替所にいさせてもらいました。

何が目的なのかよくわからなかったけど、ただただ怖い出来事でした。

④混雑した列車内でリュックに手が伸びてきて

インドのある目的地に向かう為に乗った出発前の列車内での出来事で、列車内は自分の乗る席を探す乗客でとても混雑していました。

その混雑のなかでやっと自分の席を見つけて、座席がまだベット状の台になっていたのでそこに貴重品の入ったリュックを置いた瞬間に、どこからかリュックを取ろうとする手が伸びてきました。

私はびっくりしてとっさにリュックを強く握りしめてひっぱり危うく難を逃れたけれど、あれは明らかに混雑のどさくさに紛れてリュックを盗もうとしたのだと思いました。

もし現金やパスポートが入ったリュックをとられたら、その時点で旅が出来なくなるので、とられなくて良かったとほっとしました。

⑤夜のマイソールで迷子になりかけて

これもインドの旅のサイトに書いたけれど、夜のマイソールで宮殿のライトアップを見た後の帰り道で、スムーズに宿に戻れずに迷子になりかけたことでした。

マイソールには宮殿のライトアップを見る為に来たので、最初から宮殿に近い宿を選び事前に帰り道も把握しておきました。

でも実際は昼と夜とではまったく地図の感覚が違い、スマホのMAPアプリを見ながら宿に向かっても道がよくわからなくなってしまいました。

夜のインドの住宅街で日本人旅行者が1人で道に迷っているのを、誰かに見られたらまずいと急に不安感が襲ってきました。早歩きで急いだけれど、街灯も薄暗く人の気配がなかったのもさらに怖さが増しました。

ここは慌てずに…とまずは冷静になって、もう一度アプリの地図を設定しなおしてその通りに行ってみたら、宿の看板が目に飛び込んできて無事に辿りつけました。

この時は不安と恐怖でかなり焦ったけれど、ほんとに何事もなくてほっとしました。

まとめ

海外の1人旅は何が起こるかわからず、時には怖い思いをすることもあります。特に女性は男性と比べると、どうしても危険度が増すのは確かです。

そして何か起きた時にはすべて自分1人で対処しなければいけないけれど、それも含めてやっぱり1人旅っていいなと思います。

これから海外やインドを1人旅してみたい方に、事前に危険なことを把握する為の参考になればと思います。


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